中国にあるユネスコ世界遺産
| 北京 |
| 万里の長城(1987) |
文化遺産。全長6000kmの世界最大の城壁。紀元前3世紀の秦の始皇帝が異民族の侵入を防ぐために造られた防壁をもとに原形を築いた。 |
| 故宮(1987) |
文化遺産。1420年に完成した明清王朝の宮殿。壮麗な建築群であり、紫禁城とも呼ばれている。約500年間に24人の皇帝が居住した。 |
| 周口店北京原人遺跡(1987) |
文化遺産。1929年に北京原人の頭蓋骨が発見された洞窟。 |
| 天壇(1998) |
文化遺産。明清の皇帝が五榖豊穣を祈った祭壇。 |
| 頤和園(1998) |
文化遺産。造園芸術の極致と言われる御苑。1750年乾隆帝により創建され、1860年英仏連合軍に破壊されたが、1895年西太后が自分の還暦祝いのために巨額の海軍経費を流用して再現した。 |
| 華北 |
| 泰山(1987) |
複合遺産。山東省の済南市から電車で約1時間。歴代の皇帝が封禅の儀を執り行った聖山。中国五岳の筆頭で、自然の中に歴史的な碑や寺院が立ち、一年中各地から泰山詣での人が絶えない。 |
| 承徳の避暑山荘と外八廟(1994) |
文化遺産。北京から電車で約5時間。清代の康熙~乾隆年間に90年の歳月を費やして完成した宮廷庭園。中国の現存の最大の宮廷庭園。 |
| 曲阜の孔廟、孔府、孔林(1994) |
文化遺産。山東省の済南市から電車で約2時間。孔廟は儒教の祖、孔子を祭る廟。孔府は孔家の邸宅兼官署。孔林は孔子と孔家歴代の墓。 |
| 平遥古城(1997) |
文化遺産。山西省の太原市から電車で約1時間半。清代の町並みを比較的よく残した町。両替商の屋敷、市楼、道教寺院などが集まり、かつての面影を見ることができる。 |
| 竜門石窟(2000) |
文化遺産。河南省の鄭州市から電車で約1時間40分。北京から飛行機で約1時間30分、毎日1便。敦煌の莫高窟、大同の雲崗石窟とともに中国の三大石窟の一つである。493年の北魏から唐代まで400年間の間に彫り続けられた。廬舍那仏、交脚菩薩、そのた仏像や碑文を数多く残している。 |
| 雲崗石窟(2001) |
文化遺産。北京から電車で昼は約5時間30分、夜行は約7時間。山西省の太原市から電車で昼は約6時間50分、夜行は約7時間20分。敦煌の莫高窟、洛陽の竜門石窟とともに中国の三大石窟の一つである。460年西域から招かれた僧侶の指揮の下に彫り始められ、数多くの石窟と仏像を残した。どれでも素晴らしい、終日見ていても飽きない。 |
| 明清皇家陵墓(2000) |
文化遺産。湖北省鐘祥市にある明顕陵は明の皇帝世宗の父興献王の墓。河北省薊県にある清東陵は康熙帝、乾隆帝、西太后などの墓。河北省易県にある清西陵は雍正帝、光緖帝などの清朝王族の墓。 |
| 華中 |
| 黄山の自然景観(1990) |
複合遺産。上海から飛行機で約1時間、毎日2便。南京から列車で約6時間30分。72峰を連ねる名山。奇松、奇岩、雲海それに温泉を加えて「四絶」と称えられている。古来絵画や詩の題材となり、中国山水の原風景。 |
| 武当山の古建築群(1994) |
文化遺産。湖北省北西部にそびえる武当山、標高1612m。漢代から道教の修行の場とされ、明代1413年建てた紫雲宮や金殿などの古建築が点在する。 |
| 蘇州古典園林(1997、2000) |
文化遺産。上海から特快電車で約44分。高速バスで1時間。水の都蘇州には北宋から明清まで造られた江南名園が数多く残されている。造園芸術の傑作と言われる留園、拙政園、網師園などが有名である。 |
| 皖南古民居(2000) |
文化遺産。黄山山麓の黟県(いけん)にある西逓(せいてい)と宏村(こうそん)には、明清時代の牌楼や民家が残されている。西逓の民家には安徽省独特の彫刻デザインが施され、宏村は400年前の水利施設である湖沼や川が集落を潤している。 |
| 西安とシルクロード |
| 秦始皇帝陵と兵馬俑坑(1987) |
文化遺産。西安市内から車で1時間。年中無休。歴史上初めて中国統一を果たした秦の始皇帝(紀元前259~210年)は、生前から36年の歳月をかけ、壮大で複雑な仕掛けの墓を造った。1974年に発見された墓を守る副葬坑の1号坑は、東西230m、南北62m。1号坑から6000体以上の兵士と馬の陶俑が出土した。現在も発掘が続けられている。総数は兵馬俑8000体、武器類1万個にも及ぶと推測されて利う。2号坑は射手部隊の兵俑や戦車、3号坑は指令部の人馬俑などからなる。他に銅車馬のある文物展示館もある。
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| 敦煌莫高窟(1987) |
文化遺産。西安から飛行機で2時間40分。敦煌は古代シルクロードの枝分かれていたところ。漢の武帝が紀元前115年に敦煌郡を置いて以来、唐、吐蕃、西夏、元などの支配下で東西交易の要として栄えてきた。366年以来約1000年間わたり莫高窟を造営された。多くの壁画と塑像には、仏像、仏教説話、古代神話、供養者の物語、農耕、生活などが表現されている。 |
| 成都と西南 |
| 九賽溝の自然景観(1992) |
自然遺産。四川省北部に展開する神秘の峡谷。原生林を背後に澄んだ湖と滝が点々とし、類えるものはない自然美に包まれる。 |
| 黄竜の自然景観(1992) |
自然遺産。九賽溝の南、標高5588mの雪峰頂北麓に形成された湖沼群。石灰岩の池が棚田状に連なり、エメラルドの水を湛える。 |
| 峨眉山と楽山大仏(1996) |
複合遺産。成都駅から電車で約1時間40分。峨眉山は標高3099m、中国仏教四大名山の一つに数えられる。明代以降170の寺院が建立された。
楽山は峨眉山からバスで約30分、成都市からバスで約2時間。長江の支流、岷江東岸の崖に彫られた内楽山大仏は唐代713年に始まり、90年後の803年に完成した。高さ71m、世界最大の仏像である。 |
| 麗江古城(1997) |
文化遺産。昆明から飛行機で約40分、毎日7~10便がある。南宋時代の1126年、玉竜雪山の麓に造られたナシ族の町。瓦屋根の民家の間を清流が巡り、毎夜古楽が奏られ、象形文字のトンパ文字を今に伝えている。 |
| 大足石刻(1999) |
文化遺産。重慶からバスで約2時間。重慶の西176kmにある大足県の周辺の山々に、9~10世紀以降に造られた石仏像が約5万体残されている。 |
| 都江堰と青城山(2000) |
文化遺産。成都市内からバスで約1時間30分。都江堰は紀元前3世紀の戦国時代、秦の昭王の時代に李氷、李二郎父子によって造られたと伝わる古代の水利施設。2千年余りを経った今でも、その機能を果たして、四川盆地を潤している。
青城山は標高1600m、都江堰の南西約15kmのところにそびえる。道教と仏教の名山である。周囲120kmという広大な山域は道教寺院のある前山と仏教寺院のある後山に分かれている。 |
| 雲南保護地域の三江并流群(2003) |
自然遺産。昆明から飛行機で香格里拉へ。そこからバスで約5~6時間。雲南省西北部にある怒江、瀾滄江、金沙江の3つの大河が併流する4.1万㎡にわたる絶景。 |
| 広州と華南 |
| 武陵源の自然景観(1992) |
自然遺産。湖南省の長沙から飛行機で張家界空港まで約40分、毎日1~2便。武陵源の風景区は張家界市、桑植県、慈利県にまたがり、総面積は264平方キロにも及んでいる。豊富な観光資源である。たなびく雲海の中、1000mを超えてそそり立つ石柱群。深い森と幽谷が織りなす大自然はまるで仙境みたい。 |
| 廬山国立公園(1996) |
自然遺産。江西省の南昌市から電車で約1時間40分。16の大自然の奇観と474ヵ所の景観地、171もの峰が織りなす風景区は302平方キロに及ぶ。古くから避暑地として知られ、陶渊明、李白、杜甫、白居易ら多くの文人墨客が詩に詠んだ名山である。 |
| 武夷山(1999) |
複合遺産。上海から飛行機で約1時間、毎日3便。福建省北部に36峰を連ねる名山。峰を縫ってくねくねと流れる谷川は九曲溪とよばれ、いかだ下りが楽しめる。茶所としても有名である。 |
| 東北 |
| 高句麗の首都と古墳群(2004) |
文化遺産。東北地方の吉林省の集安市と遼寧省の桓仁に分布した約2000年前の高句麗の王城、王陵、貴族墳墓などの遺跡。古跡が1万件以上が点在する、完全な形で残る壁画も発見。 |
| チベット |
| ラサのポタラ宮歴史地区(1994、2000、2001) |
文化遺産。7世紀にチベットと統一したソンツァンガンポが築き、歴代のダライ・ラマが征教合一の中心とした宮殿ポタラ宮。チベット仏教総本山のジョカン、ダライ・ラマの夏の離宮ノルブリンカも歴史地区に含まれる。 |